ゴルフクラブのグリップ交換をDIYしました
アイアンのグリップが、だいぶすり減ってツルツルになってきていたので、グリップ交換をしました。
最近は、グリップの交換はすべて自分で行っています。
グリップ交換はとても簡単なので、慣れてしまえば、誰でも気軽にできると思います。
今回は、手持ちのグリップが6本あったので、6本交換しようと思っていたのですが、途中で雨が降ってきたので、3本で断念しました。
最近は、コロナの影響で、グリップの製造と輸入が上手くいってないみたいで、グリップも品薄です。しばらく、グリップ購入できないかもしれませんね。
グリップ交換に必要な道具たち
グリップ交換に必要な道具です。
- グリップを取るために、カッター
- グリップをクラブに固定するために、両面テープ
- グリップを差し込むために、有機溶媒
以上の3点があれば、気軽にグリップ交換できます。
さらに、あると便利なもの
油性マジックとハサミ。
グリップ交換の仕方
1,古いグリップを取る
まず、古いグリップを取るために、グリップに切れ目を入れて剝ぎ取ります。
古いグリップはもう使わないので、グリップをカッターで切って剥ぎ取ります。
このとき、カッターでグリップを切るのですが、シャフトに傷をつけないように注意しましょう。
専用のカッターを使うと、シャフトに傷がつきにくいです。
2,シャフトについた古い両面テープをきれいに取る同じグリップに挿しかえるときは、グリップを取る前に、どこまでグリップが刺さっていたか、マジックで印をつけておくと、新しく両面テープを貼るときに、どこまで貼ればいいかわかるので、便利です。
グリップを剥ぎ取ったら、次にシャフトに残っている両面テープを綺麗に取ります。
古い両面テープなどが残っていると、その上に両面テープを巻いてグリップを挿したときに、グリップの太さに影響が出ますので、綺麗に両面テープを取りましょう。
3,新しい両面テープを巻く
グリップを固定するための両面テープを貼ります。
現在使っている両面テープはNCA バッファローテープを使用しています。
現在使用中の両面テープはそれがなく、とても交換しやすいし、後の処理も面倒ではないのでお勧めです。以前は、グリップ交換セットに入っている両面テープを使用していましたが、そちらの両面テープは粘着層の溶けだしが多く、グリップを挿す時に、大量にはみ出す感じで、後にふき取るのが大変でした。
縦巻き、らせん巻き等、好きな方法でいいかと思います。
とらパパは簡単な縦巻きを採用しています。時間短縮!
両面テープは、グリップの長さギリギリというよりは、少し短めでいいかと思います。
グリップの端から両面テープが出ているとみっともないので。
両面テープの長さを考えるときに、グリップを当ててみて、長さを調整するか、グリップを抜く前にシャフトにマジックで線をつけておくかすると、作業がスムーズです。
4,溶媒を両面テープとグリップの中に吹きかける。
グリップ交換に使用する両面テープは、粘着部分が有機溶媒で溶けるようになっていて、有機溶媒を吹きかけることで、グリップと両面テープの粘着部分がくっつかず、シャフトにグリップを挿入することができます。
そのため、吹きかける溶媒の量が足りないと、グリップを挿している途中でグリップが動かなくなったりするので、溶媒の噴霧はしっかり行いましょう!!多め!!
グリップの中にも十分にいきわたるように、グリップのお尻の穴を指で押さえて溶媒がこぼれないようにして、中に溶媒を噴霧し、くるくる回してよく行き渡らせてください。
とらパパが使用している有機溶媒は、「ブレークリーン」を使用しています。大容量で値段も安いのでお勧めです。
現在使っている両面テープとの相性もいいみたいで、グリップを挿す時もスムーズですし、挿した後に剥がれることもありません。
5,グリップをシャフトに挿す
グリップを差し込むときは、一気に差し込みましょう。
ゆっくり挿していると、途中で止まる可能性があるので、一気に挿した方がいいです。
グリップの奥までシャフトを挿し込んだら、次に、グリップの向きを確認してください。
グリップがまっすぐ挿さっているかの確認です。グリップの模様などを参考に確認しましょう。
グリップを挿した後も数分であれば、有機溶媒が十分残っているので、まだ微調整が可能です。しかし、グリップを半周回す等の大きな調整はちょっと難しいと思うので、バックライン有のグリップだったり、グリップのロゴの位置を特定の位置にしたい場合は、グリップを挿す時に、あらかじめ挿す向きを確認しておきましょう。
グリップを挿す時の注意点ですが、グリップは引っ張ると伸びるので、伸ばしすぎないように注意しましょう。伸ばしすぎると細くなるので、思っていたよりも細く仕上がるということがあり得ます。
新しいグリップがあればそれと並べて比較しても良いですし、他のクラブのグリップと長さを比べても良いかもしれません。
グリップ交換終了です。
有機溶媒が完全に乾くまで、約1日はクラブを振ったりするのは止めましょう。
せっかく真っ直ぐ挿したグリップが歪んでしまします。
あと、有機溶媒が乾燥するまで、有機溶媒の臭いがするので、臭いがこもるようなところ、密閉された空間等に放置するのは危険です。喚起できる、風呂場等がお勧めです。
まとめ
最近はグリップ交換を自分でやっているので、だいぶ交換に慣れてきました。
クラブ1本あたり、5分程度あれば交換できると思います。
慣れてこれば、誰でもそれくらいで交換できると思うので、興味のある方、是非挑戦してみてください。